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昨日、日曜日は、浜松のライブ・ハウス雪月花で開かれた、「日本大好き!五節句の会」でトーク・ライブを行いました。


私が1時間ほど、お話し、その後は30分程のJAZZライブ。

後半は、時間オーバーで1時間半程、司会の下田孝道さんとの対談や、会場からの質疑応答で大いに盛り上がりました。

大変、おしゃれなライブ・ハウスで、御客さんは呑みながら、食べながら、私の話を聞き、JAZZに耳を傾け、また質問をして下さるといった風で、和気あいあいの中ですが、かなり濃密な情報交換と交流が出来たと思います。

今までにない、新しいタイプの出逢いの場を提供して下さった「五節句の会」の皆さん、そして雪月花のオーナー、岩崎卓也マスターや、五節句の会の素敵なロゴマークをデザインくださったARTISTの山下藤明さん、その他の皆様に、心から御礼申し上げます。
当日、参加してくださった、小林健さんと、「日本美を世界に発信」の亀岡光則さんの御二人は、2月2日の「頑張れ!日本!!全国行動委員会」の創立大会にも静岡県から駆けつけてくださった方々です。
こういった皆様方に心からの激励の言葉を頂きました。
私の話のテーマは、トヨタ自動車を囲むアメリカの政治状況から始まって、日本を取り囲む危険な国際環境に言及し、それを前提として、外国人地方参政権の危険性等、でした。
この問題に予備知識のない方々にも分かってくださるように、ソフトな語り口で、諸外国の例などもあげながら、外国人参政権の不条理さを説明しました。
多くの方々が、「今までこの問題の重要さに気がつかなかった」との素直な反応を返してくださいました。

ニュートラル・ゾーンにいる多くの良識派の市民に、この問題の重要性を理解してもらうのは、とても大事なことで、それなしでは外国人参政権法案を阻止する事はとても出来ないと思います。
逆に内容さえ、ちゃんと説明すれば、常識を持っている国民の大多数はこれに反対してくれるはずです。
それだけに民主党は、この問題に関する国民的討論をやらないままで、国民の目を掠めて、参政権法案を成立させようとしています。
卑怯極まりないやり方です。
ある、30代女性が帰り際にポツリといった一言が印象的でした。
「もう、事態はこんな危険なところまで、来ていたんですね…。」
まったくその通りです。
国民に目隠しをしたまま、憲法違反の法案を成立させる直前にまで日本の政治は来てしまっているのです。
こうなるともう、保守派も進歩派もない。
良識のある国民が立ち上って、日本社会を破壊する法案を断固、ストップさせなければいけません。
私自身は自分たちの運動を今まで「草の根保守」の運動と説明してきましたが、実は、これだけではいけないのだという事に最近、ひしひしと痛感しはじめました。
我々は確かに「草の根保守」ですが、それ以外の進歩的な考え方の人々でも、憲法違反、法治主義を無視した政治には反対のはずです。
いや、寧ろ、「良心的な」リベラルな人ほど、憲法を守る立場のはずです。
そうであれば、こういった人達にも、外国人地方参政権法案に反対してもらわなければなりません。
明確に、外国人参政権に賛成の確信派はどう見ても、有権者の1割以内でしょう。
残りの9割の人達に向けて、我々は、良識のコンセンサスを作っていくべきなのです。
良識の点では、我々は圧倒的なマジョリティーを占めています。

浜松駅頭に、枝垂れ梅の鉢が、いくつか置かれていたのをみて、即興句。
【 枝垂れ梅 冬なる客を 見送りぬ 】 厳喜
冬という客を梅が見送っているという図柄です。

次は、ライブハウス雪月花への挨拶句です。
【 四季の友 待つ浜松や 雪月花 】 厳喜

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Twitter会話でも少し盛り上がった、「仔猫会議」ネタです。
仔猫たちだけの「猫会議」、仔猫会議に感動し、私が作った詩です。

(写真↑ 別の道から猫会議に向かう仔猫たちの行進。トコッ、トコッと歩く仔猫たち。)
仔猫の夜会(やかい)
(1) 月夜に仔猫が集まって
なぞの夜会が開かれる
集う仔猫は12匹
輝く瞳は24 (ニジュウ・ヨン)
月の光を浴びながら
神秘の力を身につける
ミャアオウ、 ミャアオ、人間よ
耳を澄ませてお聞きなさい
(2) 夜の静寂(しじま)の猫たちは
黙ったままで会話する
身じろぎもせずお互いの
心の中を語り合う
病魔の憑いたあの男
御祓いをしてあげましょう
あっちの家の悪霊を
みんなで退散させましょう
(3) 仔猫は人を守ってる
ご存知ないは人ばかり
仔猫に翼はないけれど
神の世界を知っている
霊界からの天使たち
可愛いい姿で戯れて
不思議な力で人間を
守り続けていてくれる
ミャアオウ、ミャアオ、人間よ
耳を澄ませてお聞きなさい
ミャアオウ、ミャアオ、大人たち
仔猫の声をお聞きなさい
※ だれか、曲をつけてください。曲をつければ、素敵な歌になると思います。
猫好きの音楽家の方、是非、コラボしましょう。

(写真解説) 仔猫たちが、猫会議広場に向かう行列。
トコットコッと、次々に仔猫ばかりが、空き地に向かう。
別の道からも、別の仔猫たちが、列をなして、その広場に向かう。
神秘的な一瞬だった。

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【御知らせ】 2月28日は、藤井厳喜、静岡県浜松市での講演です。
2010年2月28日 浜松市での藤井厳喜講演会が決定!是非、静岡県近郊の方にご紹介ください!
日本大好き「五節句の会」トークライブ
日時: 2月28日 開場 16:00 開演 16:30
場所:雪月花 【地図は此方をクリック】
御申込・詳細は、http://www.otogi-z.com/otogi/live/2009/splive/special09-01.html
予約制:2500円 (1ドリンク付)
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2月2日、「頑張れ日本!」の創立大会でお話させて頂いたが、こういう折に、自ずと思いだされるのは、靖国神社に祀られている英霊の事である。
当日、夜の部のスピーチ(以下、映像)でも述べたように、現在、最も大事な事は、英霊に恥ずかしくないような日本をつくる事である。
これを政治の基準にすれば、どのような政策をとるべきかは自ずと明らかになってくる。
そういった想いで創った私の詩を、以下に掲載させて頂こうと思う。
実はこの詩は、平成14年5月17日、雨の靖国神社を参拝した折に、自然に出来た詩である。
能楽舞台のあたりには、英霊が集っているように視えた。
靖国通りに出て、振り返ると、巨大なる姿の英霊が粛然(しゅくぜん)と神社に立っておられた。
「英霊が立っておられる」
英霊が立っておられる
英霊が立っておられる
英霊が決然と立っておられる
英霊が忺然(きんぜん)と立っておられる
英霊が厳然と立っておられる
英霊が
そこに
靖国神社の上に
立っておられる
巨人となった
英霊が
立っておられる
軍刀の柄頭(つかがしら)に静かに両手を委(ゆだ)ね
粛然と立っておられる
巨大な
英霊が立っておられる
時には仁王のような
憤怒の顔を隠さず
時には童子のような
無邪気な笑顔を綻(ほころ)ばせ
英霊が立っておられる
英霊が立っておられる
英霊は
怒り
笑い
苦しみ
悲しみ
立っておられる
英霊は戦っておられる
英霊は今日も戦っておられる
英霊は今もなお戦っておられる
英霊は戦っておられる
英霊は
日本國の為に戦っておられる
日本!
日本!!
日本!!!
日本國の為に
英霊は今もなお
戦い続けておられる
《あとがき》
英霊の冥福を祈り、「安らかに眠ってください」と願うのが、本来の姿なのであろう。
しかし、私には英霊が荒御霊(アラミタマ)となって、今日、ただ今現在も闘い続けておられるように思えて仕方が無い。
霊界で尚、闘い続けておられるに違いないのである。
現在の日本の惨状を見れば、必ずやそうに違いない、と思っている。
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【お知らせと私からのメッセージ】
2月2日以降、本当に多くの叱咤激励、そしてご意見等の、数百通を超えるメールを、頂きました。
私の人生でも、こんなに数日間の間に、一気に多くのメールやFAXやお手紙を頂いた事はありません。
どのメールやお手紙にも、どんなに忙しくても必ず読ませて頂いております。
が、出馬の決意表明後、日常業務や仕事関係でも、今まで以上により多忙極め、またあまりに多くの方々にメッセージを頂いた事もあり、目を通させて頂くだけで精一杯という有難い状況です。
個別にお返事や質問に答えさせて頂く事が、とても出来ない状況で心苦しく思っておりますが、是非、状況御理解願えれば大変助かります。
【お知らせ: 2月6日のシンポジウム、いよいよ開催間近!】
今回は広い会場ですので、まだ、申し込み可能です。
是非、当日、急に参加可能になったという方も、「途中参加なら可能」という方も、ご参加くださいませ。
2010年2月6日 メディア戦フォーラム・シンポジウム:
「日米同盟の危機」とChinaのマスコミ侵略 ?アジアを滅亡に導く無制限戦争?
日時 : 2月6日(土) 11時00分? (10時半会場)
場所 : なかのZERO 小ホール 中野区中野2-9-7 03-5340-5000
参加費: 2000円
〈午前の部 11:00?12:30〉
◎基調講演 藤井厳喜(国際問題アナリスト)
「(仮題)シナの無制限戦争に侵略される日本」
〈午後の部 13:20?16:30〉
◎特別講演 田母神俊雄 (元航空幕僚長)
「沖縄をめぐる日米問題とメディア戦(仮)」
◎ビデオメッセージ (沖縄・台湾・三民族取材予定)
◎パネルディスカッション: 沖縄から起こす日本再生運動
「メディア無制限戦争を如何に戦い抜くか」
終了後、懇親会予定
主催: ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ/メディア戦フォーラム実行委員会
お問合わせFAX 03?3650?1475
e-mail : info.cfg.future@gmail.com
海外でも、新年早々、限られた滞在期間内、何かとやる事が多く、忙しく過ごしています。
(日本との連絡なども、訪れる町によって電波の状況も色々で、通信がプチプチ途切れる場所、かろうじて繋がりはするが聴きとれにくい程、音声の悪いエリア、全く繋がらないかと思えば、良好であったりと色々である。)
ここのところ、移動の時や、仕事の合間、筆を休めるひと時、眠りにおちる直前など、ふとした時に、フッと曲が浮かんだり、色々な詩や情憬、メロディーが現れる事が多い。
本日も気がつくと、童謡を口ずさんでいた。
今回の国外での記録として、本日は、そのうちの一つを記したいと思う。
(実は、この童謡以外にも、シャンソンやロック調の曲、色々な詩や歌が頭の中を流れるのだ。
何曲かを創って、記録しておいた。)
音声付で、即、このブログにUP出来ないのが少し残念だ。
少しイメージだけでも感じ取ってもらえるように、1番目の歌詞の下に、「ドレミ」を書いてみた。
作詞・作曲 童謡
「わたしはそらになりたいな」
藤井厳喜

(1)
わたしは ※そぉらに なりたいな
( ドレ ミ ファ ソ ファミ レ ドレ ミ ファソ )
わたしが そぉらに なったなら
( ドレ ミ ファ ソ ファ ミ レ ミ レ ドレ ド)
むねには にぃじが かかるでしょ
( ラ ラ ラ シ ド ド シ ラ シ ソ ソ ラ ソ )
おなかで ことりが なくでしょう
( ラ ソ ファ ミ レ レ ド レ ミ ファ ミ レ ド )
おなかで ことりが なくでしょう
( ラ ソ ファ ミ レ レ ド レ ミ ファ ミ レ ド )

(2)
わたしは ※うぅみに なりたいな
わたしが うぅみに なったなら
むねでは くじらが しおをふき
おなかで いるかが とびまわる
おなかで いるかが とびまわる

(3)
わたしは てんしに なりたいな
わたしが てんしに なったなら
みんなの しあわせ いのります
みんなの ねがいを かなえます

※「空に」 ※「海に」

海外出張期間、私への連絡が、取りにくい事になりますが、以下のアドレスにご連絡を頂ければ、必ず情報はチェックしておりますので、宜しくお願い申し上げます。
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新年、異国の地にて、遠く離れた国を想う中、詩をあらわす。
自然と、この詩ができた。
本日は、遠く離れた地でつくった詩を届けたいと思う。
「王国は蘇(よみが)える」
藤井厳喜
私は、放浪、吟遊の詩人だ。
幾つもの国々を旅して
吾が故郷(ふるさと)に帰ってみると
私の国は、亡くなっていた。
「この国」としか呼び様のない
異形(いぎょう)の国が、目の前にあった。
放浪、道化の旅芸人にしか見えぬ
この国の危うさを
あなたに語ろう。…………
王国は病んでいる。

大きな戦に破れて以来
この王国に
名誉を重んずる風は姿を潜(ひそ)め
金貨が全ての基準となった。
高貴が蔑(さげす)まれ
下賤が褒めそやされる。
聖なるものは忽然と消え
聖なるものを求める者は
狂人とさえ呼ばれる。………
王国は病んでいる。

民は貧しく
その心はもっと貧しい。
豊かなのは
異国からこの国に
移り住んだ者ばかりだ。
賭博場や売春宿や金貸しを
営む輩が多い。
働き者の民衆は職にあぶれている。
希望も誇りもなく、その日暮らしだ。
外国(とつくに)の淫らな音楽や舞踊が
若者たちを、一層、堕落させている。………
王国は病んでいる。

近頃この国で、一番力があるのは
腐った玉葱の様な顔をした男だ。
この男はかっては
東の大国にへつらっていたが
今は、西の大国に媚を売っている。
かっては、虎に仕える猫だったが
今は、豚に飼われている犬だ。
この男は、西の大国の独裁者と内通し
国を乗っ取る謀(はか)り事をすすめている。
豚に飼われている犬が
ふんぞり返って
都大路を闊歩しても
この男に、石を投げる
勇気ある若者一人いない。………
王国は病んでいる。

国の古い「仕来たり」は廃(すた)れ
王は高齢で病気がちだ。
王を救うと自称する者が
王を傷つけ、その病を重くする。
彼らは王家の血統の断絶を企んでいる。
忠臣の声は、王に届かず
大地に呻吟するばかりだ。………
王国は病んでいる。

私の国は、何時の間にか
伽話の中でしか、存在しなくなった。
そして、その伽話を
聴いてくれる者さえ
もう、居なくなりつつある。………
王国は病んでいる。
……………………
………………………………

私は、古い詩を思い出そうとしている。
王は神々と話し
戦士は武勇に長(た)け
姫君たちが気高かった時代の詩(うた)だ。……
王を讃えよ。
王国は蘇える。

私の竪琴は、もう旅に疲れ
その弦は、か細い。
私の喉は、木枯らしに枯れ
その声は、幽かだ。
しかし
この国の心ある民よ。
この詩に、耳を傾けよ。
もう私の、最期の詩かも知れぬ。
夜明けまで
技の限りに、琴を弾き
声の限りに、詩を歌おう。………
王を讃えよ。
王国は蘇える。

寒気に耐える
強い草のような人々よ。
汝の心の中には
先祖の血が記(しる)した、智恵の書(しょ)がある。
先祖の腕が鍛えた、輝く剣(つるぎ)がある。
その書を学べ。
その剣を執(と)れ。
汝の使命は
自ずと明らかとなる。………
王を讃えよ。
王国は蘇える。

冬にも緑の葉を保つ
木々のような人々よ。
夜明け共に起ち
太陽と共に進め!
役人どもの体には
蛭が吸い着いている。
御用学者の脳には
黴が生えている。
為政者どもは
果物に集る蠅だ。
良くて小心者
悪しきは売国奴だ。
毎朝迎えにくる
あの金ピカの馬車に乗る事だけが
彼らの生きがいだ。
もう、彼らに
何かを期待する事は、止めよ。
書は正すべき事を、教えてくれる。
剣は斬るべき者を、知っている。………
王を讃えよ。
王国は蘇える。

男よ!
女よ!
老いて疲れぬ者よ!
若くして賢き者よ!
古(いにしえ)の歴史は
今、吾らの内に
血となり肉となって
復活する。………
王を讃えよ。
王国は蘇える。

この国を
侵略者と売国奴の手から
奪い返せ!
王を輝かせ
この国を
誠の吾らの国と為すのだ。
有る可き歴史を
有らしめるのだ。
王国の危うき時は
過去、幾度もあった。
その度に
名も無き民は起ち
国を有るべき姿へと
戻したのだ。
革命と言うなら、それも良かろうが
この国では、古来
王の旗を掲げた革命しか
成功した試しはない。
斬るべき者を斬れ!
立つるべき法を立てよ!
王を讃えよ。
王国は蘇える。
王を讃えよ。
王国は蘇える。

王を讃えよ!
王国は
今
蘇える!

先月、10月はお休みしてしまった俳句の勉強会を、11月15日、午後に開いた。
場所はいつものJR御徒町駅そばのショージ歯科である。
ここら辺の旧い地名が「黒門町」という為、この会を「黒門町句会」と称している。
会場の直ぐ傍には黒門小学校がある。
ところが不思議な事に、黒門町という地名は公式には最早、残っていない。
勉強会では主に、今、『現代俳句』(山本健吉・編)を読み進んでいる。
勉強会の内容とは離れて、この秋に創った拙句をいくつか紹介してみたい。
胡桃降る 森 この奥は 魔女の家

胡桃割る 幼き頃の 楽しき日


霰(あられ)降る 如くに落ちし 胡桃かな

奥軽井沢の郊外の森を散策していると、パラパラと弾けて落ちてくるものがある。
当たれば、かなり痛いし、落ちる地面の種類によって様々な音がする。
よく見れば胡桃である。

何やらこの森の奥には、お菓子の家があったり、魔女も住んでいそうなグリム童話のような雰囲気があった。



普通の柔らかな土の上に胡桃が落ちてくると「スポッ」というような音がする。
固いアスファルトの道の上に落ちると、「パーン」と高い音が反射するように響き渡る。

落ち葉の上に落ちると、「パサッ」と音がして、木の葉が波の様に飛び散るのである。

まるで森が木琴を奏でているような、楽しい自然の演奏会である。

木琴を 奏でる如く 胡桃落ち
既に晩秋というよりは、初冬といってよい季節かもしれない。

白い山茶花が夜目にも鮮やかである。
月になほ 山茶花白き 夜更けかな

過日、観たままの句である。
『月刊日本』誌上には、引き続き『徘徊誹諧』を連載している。
ご照覧頂ければ幸甚である。
今日、午後3時から5時まで、私が講師を務める俳句の勉強会を行なった。
月1回のペースで勉強を続けているが、場所は台東区の黒門町である。
地名をとって「黒門町句会」と称してもう、3年目になる。
最も、黒門町といっても、地図の上にこの名前はない。

旧い地名で、町名変更により、「黒門町」という名前は、消えてしまっている。
分かりやすく言えば、東京の山手線の御徒町の西側あたりの町名で、現在かろうじて黒門町小学校という小学校の名前が残っている。
落語の好きな方ならば、桂文楽がこのあたりに住んでいて、「黒門町の師匠」として有名であった事を記憶しているはずだ。
俳句の勉強会と言っても、毎回の参加者はせいぜい5-6名で、会の後の呑み会が重要である、というような会ではあるが、小生の俳句に対する想いを有りの儘に語らせてもらう、小生にとっては貴重な場になっている。
昨年から、テキストは『定本 現代俳句 (角川選書)
』(角川選書292)である。
山本健吉のこの本は、明治以降の俳句の入門書としては、定評のあるものである。
この本に入る前に、一年以上費やして、江戸時代の俳句の古典を勉強した。
この2年ほどは、山本健吉の現代俳句の勉強を続けて来た。
俳句を創る人は多いが、私の不満は、多くの俳句入門者が古典を重視しないという事である。
俳句は、大衆文学であると言われる。
その意味は、俳句を読む者は、ほぼ俳句を創る者に等しいからである。
これは、小説ではあり得ない現象である。
小説を読む者の何パーセントが、果たして小説を書くであろうか?
俳句においては、俳句を読む者は、ほぼ俳句を創る者である。
「読む者」はイコール、「創る者」である、という文学は、世界でも極めて珍しいと思う。
そこに、俳句の特質がよく表れている。
俳句は、創ろうと思えば、誰でも直ぐに創る事が出来る。
そこに大きな問題がある。
少々、言葉の勘のいいものなら、見よう見まねでそこそこの俳句は出来てしまうのである。
そこに古典を軽視するという大きな落とし穴が生じる。
和歌の世界においては、古典重視の傾向はハッキリしていると思う。
しかし、俳句においては、古典をシッカリ踏まえた上で、作句するという当然のプロセスが軽視されているように思う。
そこで、私の句会では、会員が創って来た句を添削する事を二義的とし、取敢えず、会員の俳句に対する教養を高めるべく、この3年間、句の古典的な句の勉強を地味に続けて来た。
ようやく今年中にこの本の勉強が終わりそうである。
俳句と和歌の区別は、非常に重要であると思っている。
似たようでいて、全く違うのが和歌と俳句である。
私流に例えて言うならば、和歌は映画であり、俳句は写真である。
俳句は縄文的であり、和歌は弥生的である。
俳句は、男性的であり、和歌は女性的である。
最も、最近は、肉食系女子も多いというから、こういった女性達には、俳句は向いているはずである。(笑)
私の見方からすれば、俳句と和歌は、詩精神の両極端を表しているように思える。
和歌が物語性を重んじるのに対し、俳句は決断を重視する。
和歌の世界は、容易に小説の世界に繋がり得るが、俳句は自己完結し、現代詩の世界には連結しえても、小説や物語の世界とは融合し得ない。
俳句においては、何よりも決断が重視されるのである。

良い句が詠めた時は嬉しいし、心が躍動する。
その快感を求めて、私は俳句の古典も読むし、俳句の対象になる風景をも熱心に見渡すという役割を担っている。
例え俳句を読まなくても、俳句は世界最短の定型詩であり、英語やフランス語等の世界でも、俳句に真似て詩を創ろうというものは、既に戦前から出現している。
日本を理解しようとするならば、他の国には存在しないで、日本にしか存在しないものを理解すればよい。
皇室とは、まさに日本に存在して、日本にしか存在しない数千年の歴史を持つ政治文化である。
同時に、俳句もまた、世界に類例を見ない、世界最短の定型詩である。

もし、私と一緒に、俳句を勉強したいという方がいらっしゃるならば、お気軽にご連絡頂きたい。
FAX; 03-3650-7873
【今日の一句】
上野公園の大噴水を見て・・・

『噴水の影 秋の陽(ひ)に 隕(お)ちにけり』
【最近つくって気に入っている句】
『秋の陽(ひ)や 髪止め弾け 光り落つ』

秋日和の静寂の中に、女の金属製の髪止が突然、パチンと弾け、秋の陽に光って落ちた、というのである。
最近、創った中では、気に入っている句である。
スサマジイ勢いで文化が劣化してゆく日本列島の中で、まともな俳句を創ろうとする文学上の運動は、既に政治的なレジスタンスとすら呼び得るであろう。
崩れてゆく中で、守るべきものを守ってゆこうという、必死の抵抗に他ならない。
【私が世界に向け、日本文明を英語で紹介し発信したもの】
1/2 Gemki Fujii's Guide to JAPAN,Yesterday,Today,and Tomorrow
2/2 Again About Myself A Little More
本日は、岩国市、水西倶楽部のお誘いで、講演会の講師を務めさせていただいた。
心より御礼申し上げます。

午後2時半から4時過ぎまで小生の1時間半の講演会に続いて質疑応答等があり、終わったのは午後5時頃であった。
内容については、NHKの「JAPANデビュー」捏造問題を中心として、情報戦争全般についてお話をさせて頂いた。
岩国は、米軍基地を抱えており、民主党の反米的な外交政策に対する反感が非常に強かった。
地方であるからこそ、選挙民の自民党離れとある種のニヒリズム蔓延を感じた、。
つまり、自民党が保守党である事をやめてしまって、自分たちが何を支えていったらよいか分からない、という絶望感の広まりを見たような気がする。
日頃は中々御逢いして直接、お話しすることができない多くの方々と、こうした直接、様々なお声を聞かせていただいたり、お話しさせて頂ける機会は、実に貴重である。

秋風の中で、霧がかかった錦帯橋の風景が、心に染み、感動した。
【岩国錦帯橋にて】 今日の一句
秋水(しゅうすい)を 五度わたりて 雨の橋
川霧や 錦帯橋の 上下を
厳喜
また、今夜の東京では、先日もご紹介させて頂きました『台湾研究フォーラム・第126回定例会』での永山秀樹さんの講演会が行われ、私は参加できませんでしたが、盛況であったとの報告が早速、届けられ、嬉しく思っています。
※ 既に何度も取り上げさせて頂きましたが、NHK問題の詳細を知られたい方は以下を参考にしていただきたい。
永山氏は以下の著作で詳しく台湾について述べられている。
本日の講演会に興味はあったが参加できなかったという方には是非、以下をご紹介したい。
ここのところ、雨がよく続く。
先日、晴れた時、近くの公園を少し散歩をした。
薔薇の花がみごとであった。
本日は、薔薇について私が作った俳句を書いておこうと思う。
「白薔薇の 降る昼下がり 水眠ル」 厳喜
薔薇園は不思議な場所で、そもそもこの空間は日本に属していない様である。
欧羅巴の幻想的異空間が、我が国に移植されたのが薔薇園である。
それゆえ、悪魔もいれば天使もいる。
レッド・デビルなどという深い紅色の薔薇の葉陰には、小悪魔などが居ても少しもおかしくはない。
白い薔薇の蕾の中には、無垢な天使が眠っているに違いない。

やや盛りを過ぎた頃の薔薇園で、午後の気怠い(けだるい)空間に、ハラハラと棚の白薔薇が舞い散ってゆく。
足元の壊れた噴水の回りでは、水も眠っている。
時の流れの止まったような至福の一瞬である。
何故か「水流ル」の「ル」は片仮名である。
説明のしようがない。ただその様に出来た。
同じ折に、以下の四句を得た。
一輪車 乗り捨てられし 薔薇の園 厳喜
天(そら)低く 紅薔薇の香や 重々し 厳喜
薔薇枯れて 深き日射しに 時熟れぬ 厳喜
紅の香に この永き午後 薔薇世界 厳喜
英語に、Life is not all roses. 「人生は楽しいことばかりではない」という諺がある。
言わずもがなである。
しかし、その現実主義を踏まえ、むしろ 「Life is all roses.」と言い切ってしまう事の方が男らしいのではないか。
俳句・和歌に「連作」という手法がある。
一つの主題の下に、複数の句歌を創作するのである。
当然、全体の構成も重視される。
「連作」は勿論、「連句」ではない。
以下は、連作の試みの一つ。
『薔薇』 (連作)
蒼空(あおぞら)の 澄(す)めば紅(べに)薔薇 紅滴る(べにしたる)
白薔薇は 色無き憂い 耐えおりぬ
黄の薔薇の 腕(かいな)を雲に 延ばしつつ
薔薇色の 薔薇の幼き 面(おもて)かな
薔薇枯れて 遠き海鳴り 聴きおりぬ
小(ち)さき薔薇 この世の秘密 知るが如(ごと)
地より生(は)え 薔薇天上に 至る華(いたるはな)
一句一句は独立してはいるが、全体として、一つの世界を表現せんとの試みである。
五番目の「薔薇枯れて」の句、戯れに次の如く英訳した。
Withering slowly
Listen to waves of far sea
Roses of winter
※ wither (動) 枯れる、萎む
篤学の士の御叱正を請う。
近年、英語圏における俳句創作もなかなかに盛んなりと聞く。
季語、韻律重視の古典派から、無季語、自由律の革新派まで各派ある由。
これまた英語俳句に精通の士あらば、お教えを請いたし。
藤井 厳喜 (詩人)
みずほの村市場を紹介し、当日、一緒に取材インタビューしてくれたのは、『ドンと来い大恐慌』にも登場して頂いたカリスマ・フード・コンサルタントの松本和彦さんだ。
みずほの村市場では様々な食品が試食できるが、どれを食べても大変美味しかった。
市場に隣接して、美味しいお蕎麦屋さんがある。
この蕎麦屋の建物は、築150年の古民家を移築したものだが、
その2階で長時間にわたり、松本さんと「日本農業再生の可能性」について大いに論じ合った。
その蕎麦屋の蕎麦が美味しかったのが勿論だが、特に、蕎麦掻のふんわりとして、美味な事は天下一品であった。
蕎麦好きの私が言うのだから、確かである。
松本さんとの対談でみずほの村の紹介と、山峰専務理事へのインタビュー、「食に関わる一次産業」問題の講義内容等をドキュメンタリー番組的に第4弾DVDとしてまとめて、発売予定である。
(4月末頃から5月初旬予定)
この蕎麦屋のある古民家には、大きく美しい水車が隣接している。
そば粉の製粉も行うそうだが、中を覗いてみたら、その日は米の脱穀が3台の臼で行われていた。
水車の巡るリズムに合わせて、3台の木製の杵が、コットン、コットンと木の臼の中の玄米をついていた。
大きな水車は、美しい春の水のしずくを滴らせていた。
今日の一句。
水車(みずぐるま) 春水(しゅんすい)光り 廻りゆく 厳喜
非常に心温まる一日だった。
シンポジウムの集会後、アーク半蔵門(旧半蔵門会館)で懇親会。
今日の一句
「半蔵門 春風三度(はるかぜみたび) 吹き抜けぬ」 厳喜
3月8日、本日は朝から伊豆の河津に、セミナーの講師として来ています。
セミナーは予定通りに無事終了。
しかし、残念ながら、河津桜は殆ど散って、葉桜になっていました。
その代わり、菜の花が満開で非常にきれいです。
『遅れ来て 葉桜恨む 河津かな』 厳喜

『今宵扨(さて) 春雪消へし 蒲田かな』 厳喜
蒲田で今日もDVD収録♪
「楽しいなぁー」の句。
本当に皆さん、お疲れ様でした。

さぁ、明日も頑張りましょう!


