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《拡散希望》AJERチャンネル出演【藤井厳喜】「TPPによる自由市場経済の喪失」1、2「反モンサント・デー」他

投稿日:2013,06,20

[藤井厳喜 ・最新刊 発売 のお知らせ] 7月 28 日、幻冬舎 幻冬舎 より発売開始 !
アングラマネー タックスヘイブンから見た世界経済入門 (幻冬舎新書)』 840 円(税込 )
いよいよAMAZON予約、開始されました!



※ 2013/06/07 DUDA「コンパスニュース20」に取材記事が掲載されました。
 シェールガス、メタンハイドレートetc. 未来のエネルギー資源を巡り、世界の力関係はどう変わる?
http://doda.jp/careercompass/compassnews/20130607-6266.html

※夕刊フジに私のインタビュー記事が公開されました。

2013.06.17 中韓で占有争い岩礁、日本の防空識別圏内だった 両国を揺さぶる絶好のカード
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130617/frn1306171811008-n1.htm

2013.06.13 習主席、オバマ氏に“完敗” 中国に警告「日本は同盟国、認識を」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20130613/frn1306131810005-n1.htm

2013.06.12 習主席、尖閣「核心的利益」と米に圧力 オバマ大統領は…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130612/plt1306121143001-n1.htm

2013.06.05 野中氏、中国に加担か? 尖閣棚上げ合意 閣僚は打ち消しも「発言撤回ない」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130605/plt1306051136002-n1.htm

2013.06.03 首相、アフリカ首脳会談で中国へ逆襲 絶妙なタイミングでの“仕掛け”
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130603/plt1306031545002-n1.htm


《藤井厳喜・最新刊、発売のお知らせ》
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★新刊発売のお知らせ!『米中新冷戦、どうする日本 』 2013年2月15日、PHP研究所より発売決定!


TPPによる自由市場経済の喪失(前編)


《TPPによる自由市場経済の喪失》
藤井厳喜(政治学者) 2013年6月12日収録1
YouTube : http://youtu.be/30gpgxWNaiE
ニコニコ動画 : http://www.nicovideo.jp/watch/sm21158465

 TPPは、食糧・薬品・医療・保険などの分野で、統制経済を導入しようという試みであり、自由貿易を推進するものではありません。
 ここのところが一番、肝心なところです。

 単純化して言えば、一部の多国籍大企業のみが利益を上げるような体制が導入される事になります。
その為に彼らにとって有利な様々な規制が導入されるでしょう。

 既に述べた分野に加えて、金融面では再び郵貯や簡保が外国資本に買われてしまう危険が生まれてきます。

これらの都合の悪い事実を隠す為に、TPPの交渉は秘密交渉にこだわって進められています。
関係業界の大企業は自由にTPP交渉の内容を把握し、業界の利益を代弁して、政府に様々な要求を突き付けています。

しかし、例えばアメリカでは、国会議員にすら全面的な情報開示が行なわれていません。

更に、TPPに加盟しても、その後、4年間は条約の全文が公開されないという規定があります。
よほど一般国民に都合の悪い内容を話し合っているとしか思えません。

 現在、アメリカでは、「遺伝子組み換え食品でない」という表示をすることは少数の例外を除いては不可能です。
非合法化されているのです。
日本では、遺伝子組み換え食品でない、と書くことは今のところ合法です。
これが、アメリカ並みの悪い方向に規制強化される可能性が、TPPに入った場合、大きいと思われます。

 さて、この映像を収録した後に、予備交渉で、アメリカ側は「遺伝子組み換え食品に関する表示をすることに反対しない」との態度を明らかにしたそうです。
だとすれば、それは大変、結構な事で、吾々が声を大にして叫んできたことの効果が少しは表れてきたのか、とも思われます。

しかし、油断はできません。

こういった条件は、交渉の過程でいつ、ひっくり返されてしまうか分かりません。

又、一般の表示は許可するが、それに関して、様々な付帯条件が付いてくるという事も考えられます。

今のところ、遺伝子組み換え食品に関しては、アメリカにおける過去の事例からも、決して安心できる状況ではありません。

アメリカがカナダ・メキシコと結んだ北米自由協定(NAFTA)を見ると、TPPの将来がある程度、予測できると思われます。
アメリカでも、TPPはNAFTAの拡大版であると言われています。

そうであるとするならば、アメリカ国内の様々な規制がそのままTPP加盟国にも持ち込まれる事になります。

ちなみに最近、アメリカでは、「食品安全近代化法」という恐ろしい法律が制定されました。
これが厳密に実施されると、家庭菜園ですら禁止される事になります。
自然農法や有機農法は非合法化される可能性が大です。

しかもこの法律は、アメリカ国内の規制を外国に押し付けるように、とまで、規定しているのです。

こんな恐ろしい法律が押し付けられれば、日本におけるまともな農法は壊滅してしまいます。

そういった意味で、TPPは非常に危険な経済統制法案であるとも言えるのです。

アメリカでも心ある農家や消費者は、TPPにも、食品安全近代化法にも反対しています。

TPPを巡る戦いは、「アメリカ対日本」の戦いではありません。

自由を支持する諸国家の国民と、「一部の多国籍大企業=無国籍企業」との戦いです。

 今回は、こうした問題点について、改めて解説しました。
2本の番組をご覧ください。


なお、TPPの危険性、特にGMO(遺伝子組み換え)や医療危機については、6月22日発売予定の『月刊日本 2013年 07月号 [雑誌]』のアンチ・モンサント特集号に、「モンサントが目指す超管理統制社会」と題する約6ページ分の解説記事(イメージ)を寄稿しました。
 今回の動画と合わせて、ご参照ください。




続きはコチラ【会員制サイト:AJERcasthttp://ajer.jp/
で、2本目の動画『反モンサント・デー』は優良チャンネルにて公開されています。


藤井厳喜のお勧め本コーナー
   

  


【藤井厳喜】新刊紹介『米中新冷戦、どうする日本 』 2013年2月15日発売のお知らせ

YouTube : http://youtu.be/_zPq46NIsrQ
ニコニコ動画 : http://www.nicovideo.jp/watch/sm20068994


藤井厳喜・著 『米中新冷戦、どうする日本 』  2013年2月15日発売 (PHP研究所・刊) 1400円+税
http://www.amazon.co.jp/dp/4569811329

「軍事+経済の覇権拡大を続ける中国」vs「シェール革命で優位に立つアメリカ」
これからの世界はどこへ向かうのか?


 米中新冷戦がすでに開始されている。
アメリカと中国(シナ)は、激しい対決時代に突入した。米中新冷戦が日本に重大な影響を与える事は間違いない。
日本は経済的には米中両国と深く結びついており、軍事的には日米安保条約により、アメリカと深く連携している。
地理的に見ても、日本は西の中国と太平洋を隔てた東のアメリカの真ん中に位置しており、世界中で最も米中新冷戦の影響を受ける国家である。

2013年の冒頭に立って、今後の21世紀の世界を展望しようとするとき、どうしても考えに入れておかなければならない、いくつかのファクターが存在する。

 第1は、米中新冷戦である。
第2はエネルギー革命(天然ガス革命)である。
第3はビッグデータである。
第4は、南北関係(先進国と発展途上国の関係)の根本的転換ないし逆転である。

いかなる未来予測を行なうにしろ、これら4つの要素の1つでも抜けていれば、その未来予測は全く非現実的なものになってしまうであろう。

 本書はこの4つの要素のうちの、第1である米中新冷戦にフォーカスを当てるものである。
それに付随して、第2のエネルギー革命にも紙幅の許される範囲で言及している。というのも、アメリカから起きたエネルギー革命(シェール革命)は、アメリカの国力を著しく強化するものであり、米中新冷戦を語るうえでも、不可欠のファクターとなるからであ?る。
他の2つの要素に関しては、本書では軽く触れるにとどめる事とする。

本書は、大局的にかつ歴史的に、日米中3ヶ国関係を展望し、次に政治=経済を表裏一体ととらえる視点から、米中新冷戦が「どのように」発生し、展開してきたかを、詳しく解説する。

※ 『米中新冷戦、どうする日本』は、前著『日本人が知らないアメリカの本音』の続篇的な意味で書かれており、両著を合わせて読むことをお勧めしたい。



日本人が知らないアメリカの本音』 



★ 【 Cambridge Forcust Group of Japan.Co 藤井厳喜チャンネル】
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最近の一般誌への寄稿記事や、取材インタビューについては、「藤井厳喜パブリシティ」ページ
  ( http://www.gemki-fujii.com/publicity/ )をご参照ください。


藤井厳喜のお勧め本コーナー2
     

   

【藤井厳喜よりお願い】
尖閣諸島が日本の領土であるという証拠、歴史的経緯を英語で分かりやすく、多数の写真資料を交えながら解説しました。是非、この動画の(特に英語圏への拡散にお力添えください

China Invades Japanese Senkaku Islands 【Gemki Fujii 藤井厳喜】


China Invades Japanese Senkaku Islands
 : Chinese Military Expansionism Threatens East Asia

YouTube : http://youtu.be/taqsm7L9Q1I
ニコニコ動画 : http://www.nicovideo.jp/watch/sm19069662

Please spread this message to as many as possible!

★More Infomation ⇒ Society For The Dissemination of Historical Fact http://www.sdh-fact.com/index.html

※ The Senkaku Islands Constitute an Intrinsic Part of Japan
 http://www.sdh-fact.com/CL02_1/79_S4.pdf

※ The South China Sea's Gathering Storm : All of East Asia is waiting to see how the U.S. will respond to China's aggression. (By JAMES WEBB)
http://online.wsj.com/article/SB10000872396390444184704577587483914661256.html



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