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日本世論の会・神奈川県支部での会合参加―「家族解体法案」をどう防ぐか

投稿日:2010,02,23

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 本日は、日本世論の会・神奈川県支部「2月定例会」に参加し、神奈川における国家解体法案反対の具体的な運動の進め方について、世論の会の中心メンバーの方々と議論してまいりました。
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日本世論の会・神奈川県支部長は、新井三男さん、事務局長は木上和高さん。

 活発な署名集めの活動などについても、非常に具体的な報告があり、支部の活発な活動ぶりに感銘を受けました。

 3月6日には、午後1時から、JR横浜・西口にて、外国人参政権反対・家族解体法案解体などを訴える広報活動を大々的に行います。
 是非、こちらの会に、皆さんもいらしてください。

 当日の議論で話題になったことですが、「夫婦別姓反対」を軽く考えている人が多いのです。
それゆえ、反対の声を上げにくいという事がありました。
特にこの法案は、「選択的夫婦別姓法案」と考えられており、それ故に反対の声が少ないようです。
「選択的だから、好きな人だけが夫婦別姓にすればよい」と考えて、「自分には関係ない」、「その程度なら構わない」といった反応が多いようです。
ところが、夫婦別姓法案は、実は民法改正の一環として提案されており、その民法改正の内容は、完全に家族を解体するところにあります。

 例えば、法律上の婚姻と、単なる同棲関係などを全く同一視する傾向にあります。
また、嫡出子と非嫡出子の関係を完全に平等にするというのもこの法案の特徴です。

 例えば、夫が不倫関係で作った子供の相続権も嫡出子(正式な婚姻に基く子供)と遺産相続においては全く平等に扱われる事になっています。
全く常識に反する法案であり、その目指すところは、「家族そのものの解体」です。

これは偶然にそうなっているのではなく、左翼活動家が目指すマルクス主義に基づく理論が「家族解体の基礎」になっています。

 この家族解体理論を最もよく表した典型的なマルクス主義の文献は、エンゲルスの手になる『家族・私有財産及び国家の起源』という著作です。
歴史や伝統を伝達する最も強力な単位は家族です。
そこで革命により、社会全体の徹底的な解体と、マルクス主義に基づく再構築を目指す共産主義者は、伝統文化の基礎である家族を解体すべし!とこの本は教えています。

経済闘争による革命実現が不可能になった先進資本主義国においては、この分化マルクス主義の主張が広く受け入れられ、一種の社会と文化におけるマルクス主義者による革命運動が60年代から着々と進められてきました。

 元過激派であり、今日もおそらくはマルクス主義者・共産主義者である千葉法務大臣などは、このエンゲルス理論を基礎に家族の解体こそ、革命への道であると信じて、極めて意図的に、戦略的にこの法案の通過を狙っているのです。

 千葉法務大臣だけではなく、市民派左翼の中にいる多くの共産主義者やそのシンパも家族を解体し、個人をバラバラのアトム的にする事を目指し、戦略的に一般人にはその意図を隠ぺいしながら運動を進めてきました。
彼らにとっての長年の戦略的課題の実現が、この家族解体法案なのです。

 それは、福島瑞穂女史や辻元清美女史のように、そもそも結婚を法的にしていない人達をみればよく分かります。
彼らは夫や妻を「パートナー」と呼び、家族の絆を法的に裏付ける事を徹底的に拒否しています。
いつでも、ついたり離れたりできるような自由な男女関係が彼らの最高の理想なのです。

彼らが最も忌み嫌う一国の健全な伝統や文化を基礎で支えているものは家族です。
その家族という制度を、徹底的に破壊する事自体が、彼らの日本社会に対するルサンチマンの実現なのです。

そこで、運動においても、夫婦別姓に力点を入れるのではなく、「家族解体」を進める民法改正という点に力点を置く方がいいのではないか、という方向で議論が進められました。


 また本日は、国会において、千葉法相が、人権擁護法案や北朝鮮の脱北者の難民認定などの法制化、積極受け入れ等を表明した。

 これは、北朝鮮と戦うのではなく、大量移民によって日本を混乱させようという千葉法相の反日的な政策意図の表明である。
「自称・脱北者」の難民の中には、かなりの割合で北朝鮮の工作員も含まれていると考えるのが、常識的な見方である。

 今、現在、このような様々な国家解体法案が民主党によって準備されている。
これを何としても阻止しなければならない。

 今の通常国会でこれらの法案を通す事が出来なければ、民主党にとっても法案を通すチャンスはほぼ半永久的に巡ってこないであろう。
7月の参議院選挙で民主党が圧勝するとは考えられないからである。

衆議院で圧倒的な勝利を収めた今こそ、民主党内の国家解体主義者にとって、最大のチャンスなのである。
我々から言えば、今・通常国会中における、これらの法案の上程を阻止できれば、それは大勝利と言える訳である。

今、外国人参政権法案に対する反対が多い為に、寧ろ、家族解体法案を優先させて国会通過を狙うというフェイント的な動きが民主党の中で見られる。

一時も気を許すことなく、反対運動を続けていかなければならないと考えています。




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