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対NHK1万人訴訟、いよいよ始まる!―史上最大の集団訴訟と情報戦(映像3本UP)

投稿日:2010,02,15

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(未だ、出先から携帯での返信の仕方があまり分からず、外からは打込み一方…、拝読だけで恐縮です。)


 既に、私のTwitterサイトでのリアルタイム逐次中継(報告)をご覧の方は、御承知の通り、本日、午後3時から対NHK集団訴訟の第1回公判が開かれました。

 傍聴に行きましたので、その報告をさせて頂きます。

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 午後3時から東京地裁の103号法廷で、1万人訴訟の公判が開始。
本日は、原告団から4人の代表が出て、意見陳述を行いました。

ちなみに、傍聴席の報道陣の席には、6人の記者がいましたが、どの会社から来ているかは不明でした。
さて、第一の意見陳述者は、日本李登輝友の会会長の小田村四郎先生(拓殖大学元総長)でした。

小田村先生は、問題のJAPANデビュー「アジアの1等国」という番組が、如何に事実を歪めており、放送法に違反した不公正なものであるかを約11分にわたって述べられました。
台湾人が親日的である事は隠しようもない事実ですが、これを意図的に歪め、あたかも日台離間を狙うが如き、番組を作った事は、公共放送であるNHKが公然と放送法違反を行ったのであるという事実を、諄々と述べられました。

2番目の水島総・「NHKを正す会」代表は、当該番組が、偏向の域を超えた捏造と歪曲の番組である事を訴え、それが最早、情報犯罪とでも呼ぶべき域に達していると主張されました。
何故、この訴訟が原告10,000人を超える日本裁判史上、最大の集団訴訟となったのか、それはNHKの捏造があまりに酷かったからであり、これに加えて、番組放送後のNHKが誤まった内容を一切、修正しようとせず、その視聴者に対する態度があまりに傲慢かつ不誠実であったからである、旨を約15分にわたり、論述されました。

また裁判の過程のなかで、NHKならびにその子会社が、公共性に反して如何に暴利をむさぼっているかも明らかにすると、最後にコメントして論述を終わりました。

3番目の柚原正敬・日本李登輝友の会・事務局長は、主に、2点について約20分間、詳しい論述をされました。
第一は、「日台戦争」の呼称が如何に不適切であるかという事。
第二に、「人間動物園」という呼称の捏造についてである。

NHKは、1910年の日英博覧会で、日本が台湾の原住民であるパイワン族を「人間動物園」の名のもとに見世物にした、と報道したが、これは全く事実無根の報道であった。

4番目の意見陳述者の台湾研究家である永山秀樹さんは、約10分間にわたり、上記、3人が指摘した以外の、個別の点について詳細に番組の捏造性を指摘された。

例えば、台湾における神社参拝は強制的でなかった事、また、日本風への姓名の改正は強制で無かった事、番組内でNHKが「台湾人の国民党との衝突」と言って言及している事件は、実は228事件と呼ばれ、国民党が一方的に台湾人を少なくとも3万人以上、虐殺した事件であった事、
また日本統治時代そのものに対して、誤まった印象操作を行い、台湾人発言者の真意を曲解させている事、等が正確に批判された。

公判は、約1時間で、午後4時03分頃、終了した。

本日は、原告側が意見陳述するのみで、NHK側は沈黙を守っていたが、如何にも苦虫を噛み潰したような独特の表情や、発言者の陳述を一切、無視したような無感覚・無感情の表情が如何にも印象的であった。

また、傍聴席に元NHK記者の大谷英彦さんが入場してきた際には、NHK関係者の中には、彼を睨みつけるようなものもあり、彼らの内心の動揺を表しているようであった。


4時半からは、708号法廷で、チャンネル桜がNHKを訴えている名誉棄損裁判の第1回公判が開かれた。
裁判官は同じ人物である。
ただし、此方の方は、書類提出等の予定を確認し、次回の公判日程を決めただけで、5分にも満たない時間で終了してしまった。

1万人訴訟の第二回公判は、5月14日(金)午前10時から同じ103号法廷で。
名誉棄損裁判の方は同じく5月14日、続けて501号法廷で行われる予定である。

ちなみに、NHK側の弁護士の中には、あの社民党の“超有名人?”辻元清美議員の事実上の夫(社民党用語で「パートナー?」)が含まれる。
極左弁護士としては、名うての人物だそうである。


このような、本日の報告と裁判の見方等について、帰宅後直ぐに、速報レポートとして以下、動画で話させて頂きました。

【藤井厳喜】史上最大の集団訴訟!NHK裁判、緊急速報レポート[H22/2/15】



本日は、東京都心は、朝から氷雨の降る、極めて寒い天候でした。
裁判所内では、インタビューが出来ない為、裁判終了後、直ぐ、関係者にインタビューをしましたが、天候の事情もあり、場所は、地下鉄「霞が関駅」のA1出口階段を降りて直ぐの構内というあまり芳しからぬ場所でした。

裁判終了直後の緊張した関係者の率直な声が聞けると思うので、是非、御覧ください。





(※インタビュー映像は天候事情により、音声にやや聞こえにくい部分があります。御了承下さい)


インタビューに応じて下さったのは以下の方々。

(1) 元NHK記者の大谷英彦さん。
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 大谷さんには、「今日、NHK側にはどのような人が来ていたのか?」
また、最近のNHKの内部事情等を伺った。

 福地会長は辞任の意向だが、辞めるにやめられない事情があるらしい。
 NHK幹部は、この裁判には皆、逃げ腰であるという。


(2) 元NHK職員の立花孝さん。

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 「NHK側はどのような人々が選ばれ、来ていたのか?」というインタビュー。
主に広報関係の人間で、偉いさんは来ていなかった。
 弁護士には、NHK職員である内部の弁護士と、外部の弁護士がタッグを組んで来ていたという事。
 意見陳述は、具体的かつ詳細なもので、NHK側にかなりの衝撃を与えたのではないか?

(3) 台湾研究フォーラム会長・永山秀樹さん。
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 「非常に具体的に番組の捏造の実態を突いたので、これでもし裁判に負けるような事があれば、日本には正義も何もないという事になってしまうのではないか?」とNHKを正す運動の先頭に立っている行動者の立場から簡潔に話をしてもらった。

(4) 李登輝友の会事務局長・柚原正敬さん。
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 本日の公判は概ね原告側の真意を尽くす形で行われた点は、大いに良かったという、陳述者として全体の感想を述べて下さった。

(5) 水島総・チャンネル桜社長(NHKを正す会・代表)

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 NHKを、「史上最大の集団訴訟に本音では戸惑う部分もあるのではないか」と分析。
またNHKもチャンネル桜を訴えているので、1000万円の賠償金を支払わなくて済むように今後とも頑張らなくてはならない。
(万が一、NHKに敗訴した場合は、1000万円を支払わずに、水島さん自身が、収監される覚悟だそうである。)

(6) 尾崎幸廣・弁護士(チャンネル桜側の弁護士の先生)。
 「今日の公判は、中々良い形で行われたと思う。
それは対NHK訴訟の場合、門前払いを食わされるような態度を裁判所がとる事が過去に何回もあったからである。
 今回、先行きは楽観できないが、ともかくも裁判長は原告団の意見を積極的に聴こうという態度で公判を進行している。
これは原告団側にとって非常に有利な事である。
ただし、NHK側は、番組の捏造に関して争うのではなく、番組内容と受信料の納入は直接には関係がないという論法で裁判の争点をズラシテくる可能性があるので、ソコが要注意課題であり、心配されるところである。


 等々、詳細は、随時、動画が完成され次第、御報告させて頂きます。


 【皆さんへのお願いと、この情報戦争の闘い方!】
 NHKは、NHKの裁判にのぞむ基本戦略の1つは、この訴訟自体を極めて小さな取るに足らぬつまらぬものとして、扱ってゆく事だと予測される。
「一部の非常識な人達がNHKを問題視し、嫌がらせ的な行為をしている」との印象を国民一般に与えようとしているかのようである。

 この戦略を阻止する為に、一人でも多くの人々が、この裁判の実態を知り、腐敗したNHKの内実を知ることが肝心である。
 その為に、NET上に公開した以上の情報を、とにかく一人でも多くの人々により正確に拡散してもらう事が何よりも大事である。
 ほぼ確実に、NHKのみならず日本のマスメディアは、この訴訟の事を封印するであろう。
我々の戦略は、次回公判が開かれる5月14日までに、この史上最大の1万人集団訴訟の実態を国民の大多数に知らしめて、NHKの抵抗が最早、虚しいと思わせるまで彼らを追い詰めなければならない。

NHKは、「アジアの1等国」を放映した昨年の4月5日以降も、続々と、日本解体、反皇室、歴史捏造の番組を作り続けている。

 Japanデビューの制作責任のTOPはその後、昇進しており、NHKに全く反省の色は見られない。

 これはまさに、無制限戦争であり、その中の主要な戦場である情報戦争である。
日本国民が、この対NHK情報戦争に負けるならば、日本の未来は極めて危ういと言わなければならない。

皆さん、一人ひとりが、情報戦争・最前線における闘う兵士となって、この情報を一人でも多くの人に拡散して下さる事を、期待し、またお願いします。




また、本日、先日2月13日に行われました日台共闘決起集会のダイジェスト版の映像がチャンネル桜さんでUPして頂きましたので、此方も御紹介させて頂きます。




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