藤井厳喜WEBサイト 公式ブログ プロフィールは、こちらトップに戻る 藤井厳喜WEBサイト | Fujii's Focus For Future 公式ブログ

岡田外相の売国奴外交ー米政府内外の親日派は壊滅状態に

投稿日:2009,10,16

okada2.jpg

憂慮されていた岡田外相の危険な実態がいよいよ現実に表れて来た。

岡田外交は、日米安保体制を完全に空洞化し、日本の安全の命綱とも言える日米安保協力体制を切り離しつつある。

鳩山政権はインド洋における燃料補給を来年1月以降、継続しない事をアメリカ側に通告した。
この事を通告しに訪米した長島政務官に対する米国防総省の態度は、当然のことながら、極めて冷淡なものであった。
事前の様々なアメリカ側からの働きかけも一切無視して、日本民主党政権は一方的に燃料補給の中止を通告している。
ペンタゴンの態度は、一言でいえば「どうぞ、ご勝手に」というものであった。

ハッキリ言って、日本が再独立した1952年(昭和27年)以来、日米関係は最悪の状況にある。

アメリカ側を更に激怒させているのが、沖縄の普天間基地の移設問題である。
一度決着した問題を再び取上げて、再交渉しようというのが岡田外相の立場である。
これは、確かにアメリカ側の言うように完全なルール無視である。

ペンタゴンの広報官が言うように、「これは、政党間の約束ではなく、政府間の約束である」。
インド洋の燃料補給中止、さらに普天間基地の再交渉問題、これらを見ていると、これは民主党の外交政策というよりは、反米をもってなる社民党の外交政策そのものである。
実際に普天間基地問題に関しては、連立を組む社民党からの圧力が強烈である。


岡田外交の反米親中的傾向が、明らかになり、米政府内外の親日派は壊滅状態に追い込まれている。
アメリカ民主党内にも、少数の親日派はいたが、彼らの立場は総崩れとなっている。
そして、当然のことながら、米政府内外の親中派の力が大いに増している。

日本が東アジア外交の主軸として頼りにならなければ、我々はチャイナと連携するほかはない―という、確信がオバマ政権内部に確実に拡がりつつある。

岡田の売国奴外交は、二重の意味においてシナの策略に乗ったものである。
okada.china1.jpg

第一に、日本外交自身を反米親中の方向に誘導している。
第二に、以上のような経緯で、アメリカ自身を反日親中の方向に駆り立てている。

いずれにしろ、日本の国益を売り、シナの国益を増大させるというのが岡田外交の本質である。




繰り返し言うが、私がアメリカ・サイドから聞くところによれば、ワシントンにおける親日派は、日本政府に裏切られ、最早全滅である。
今や完全な親中派の天下である。

また、この事を日本のマスコミは一切報道していない。
一部、産経新聞にその事を伺わせる記事が出る程度である。

日米関係が昭和27年以来、最悪の状態にあるにも関わらず、これをマスコミが一切、報道していない事は、これもまた日本のマスコミのゾンビ化を物語る1つの証拠である。

【日本語字幕版】New Dangerous Cabinet Starts. [Ch-SAKURA October 3, 2009]


先日公開した「厳喜に訊け!特別版:New Dangerous Cabinet Starts」の日本語字幕版です。英語版と合わせて、多くの方に見ていただけるよう お願いいたします。特に、英語版の海外拡散にご協力下されば幸いです。

http://www.youtube.com/watch?v=N5Y_Q2y1_-Q 



Mr. Hatoyama has become a new prime minister of Japan and his cabinet has started.
But this new cabinet has quite dangerous foreign policy.
Mr. Hatoyama and Mr. Okada, minister of foreign affairs, are both pro-China and anti-U.S. 
Mr. Hatoyama sometimes speaks like President Chavez of Venezuela.
Mr. Okada s family has big business stake in China.
Mr. Hatoyama and Mr. Okada are going to discard the cause of freedom and democracy; even though Chinese imperialism is the most dangerous element in East Asia. 

Commentator is Gemki Fujii, lecturer at Japan's National Police Academy.
Please check his own web cite also at gemki fujii com.